ボルトスナップは特にウィング ( バックフロート ) タイプのBCDを使っているダイバーには欠かせないアイテムです。レギュレーターやSPG ( プレッシャーゲージ ) にボルトスナップをつけ、BCDにクリップすることでトリム ( 流線型 ) の姿勢になったとき、ホース類が体にコンパクトにまとめられている状態にします。

例えば、狭い岩の間を泳いでいるとき、オクトパスが岩の間に挟まりパージボタンが押され空気がフロー、少しパニックになり対処に時間がかかり残圧が急激に減ってしまいました。万が一このような事態になる原因はホースがBCDにクリップされていないからかもしれません。

X DEEPのNX SMALL ボルトスナップの使用例

セカンドステージ ( オクトパス ) 

オクトパスは自分のセカンドステージが故障した際やバディのエアが少ないとき、エア切れの際にシェアするためのセカンダリー ( 予備 )ステージです。そのため通常はダイニーマコードやナイロン製のラインを使用してホースに接続しますがオクトパスの場合は間にOリングを挟み、緊急時にボルトスナップを脱着しなくても強く引けばBCDのDリングから外れる仕様にすることをお勧めします。

Submersible Pressure Gauge

ダイビングライト

BCDのポケット入れることも可能ですが、ライト本体やケーブルにボルトスナップをつけることでBCDのDリングにフックすることも可能です。